NEWS & 同窓会情報

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 皆様方におかれましては、ご高承の通り、慶應義塾は3/23日吉での大学卒業式と
 塾員招待会は中止と致しましたが、昨日(23日)に三田において代表学生、表彰学生が
 参加による「学部学位記授与式と三田会結成式」を開催されました。
 
 127三田会からは、三輪実行委員長と越智実行副委員長の2名が参加いたしました。
 
 三輪委員長より式典内容のご報告を申し上げます。
 
 
 昨日、3月23日三田北館ホールにて「学部学位記授与式と三田会結成式」に
 越智副委員長と小生の2名で出席しました。
 11時より、塾長、常任理事、来賓、学位記授与者、表彰者、塾員センター他
 関係者のごく限られた50名ほどで、厳粛の中とりおこなわれました
 
 開催前に塾長に本日の御礼を申し上げた時、再度、127三田会の皆様には
 申し訳ありませんと、お詫びのお言葉を賜り、塾長式辞の中で、127三田会の
 皆様のことと、今日出席の三輪君、越智君の名前もいれさせて戴きたい、
 とのお話がありました。
  (塾長式辞の内容は慶應義塾HPの慶應義塾長からのメッセージを
   ご参照下さい。) 
 
 其の中で特にお話された事は
  福澤先生の時代も災害があり、その時のことを福澤先生の言葉を引用されながら
 「そこで想起すべきは、福澤先生の言われた、実証的な科学という意味の「実学」、
 物事の軽重を冷静に判断するという意味の「公智」、そして災害などにあって困難な
 状況にある人を思いやる心という意味の「徳心」です。これらは東北地方太平洋沖
 地震で被災された方々を救援し、被災地の復興をはかるときには、何よりも大切な
 ものであります。慶應義塾はこの3つを基本にして、被災者の救援、被災地の復興、
 そして其の先にある日本の経済社会全体の回復と更なる発展に貢献していきたい
 と考えています」
  と式辞で述べられました。
 
 学部学位記授与式の後は三田会結成式です
 卒業25年記念 1986年(昭和61年)127三田会 寄付目録贈呈・挨拶と
 なりました。
 まず越智副委員長が目録贈呈の金額3,300万円の内容を読み上げ
 塾長にお渡し、会場内大きな拍手が沸きました。この大きな拍手は
 この募金の金額に対するものと、127三田会の皆様の努力に対する賞賛
 でした。続いて小生より約2分間の挨拶をしました。
 先ずはじめに、この度の震災による被災者の方々へのお見舞い、そして
 お招きいただいた、塾長はじめ慶應義塾の皆様への御礼、卒業生
 へのお祝いを述べました。
 後半は127三田会の募金の話をしました
 当初、「日吉キャンパス環境整備資金」という目的で募金を募ってまいりましたが
 この度の震災により、我々の同期の多くの希望と、慶應義塾のお考えがひとつになり
 この募金を「被災された方々への奨学金」として寄付させていただきます。
 と述べさせて頂きました。
 そして式は閉会となりました。

 三田キャンパスに出ますと、多くの卒業生が来ていて、仲間で写真を撮りあって
 喜び、祝福し合っていました。感激したのと、同時にかわいそうに感じましたが、
 被災地で卒業式を迎えられない方たちを思うと、いたたまれない気持ちになりました。
 帰宅し、昨年の127三田会キックオフ時の資料をみておりますと、25年前の出来事
 の資料の社会欄で、チェリノブイリ原発事故は丁度25年前の1986年4月26日に
 起きたことを知り、驚きました。
 127三田会会員の皆様のご協力により、昨日、塾長に3,300万円の
 募金目録をお渡しする事ができ、誠にありがとうございました。
 また、募金の用途も皆様のご賛同を頂き、被災された方々への奨学金として
 寄付させて頂き、慶應義塾の今まさに、しなければいけないことの、
 お考えとひとつになり、大変皆様喜んでおられました。
 127三田会活動はまだまだ続きますが、引き続き、ご支援ご協力お願い申し上げます
 皆様 御無事でお過ごし下さい。

 

                      127三田会卒業25年記念事業実行委員会

                                       委員長 三輪 晃久



                          

written by 事務局

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